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Meteorite Studio マニュアル

USB・Bluetooth接続から、キーとレイヤー、コンボ、マクロ、トラックボール、接続先の管理、保存と画像共有まで。Meteorite Studioの機能と操作手順をまとめました。

meteorite40 / meteorite40 Low更新: 2026年9月29日

Meteorite Studioを開く

Meteorite Studioは、接続したキーボードのキー割り当てや動作をブラウザから変更するツールです。このマニュアルでは、画面の項目名に合わせて操作を説明します。日本語表示でも、KEYMAP、Applyなど一部の名前は英語のままです。

まず1つのキーを変更する場合は、接続する → キーを割り当てる → 変更を保存するの順に進んでください。

下のタブから、やりたい操作に近い項目を選んでください。各タブ内には、その操作の手順と注意点をまとめています。

はじめる

できることと画面の見方

Studio本体では、画面上部のタブで機能を切り替えます。選んでいないタブがアイコンだけの表示になる場合は、マウスを重ねると名前を確認できます。

画面・操作できること詳しい手順
KEYMAPキー、レイヤー、物理レイアウト、ロータリーエンコーダーの編集キー割り当て、レイヤー、エンコーダー
DEVICE → SystemWin / Macモード、タップ・長押し判定、省電力設定本体の基本設定
DEVICE → Trackball感度、角度、ポインターの加速、スクロールトラックボールの調整
DEVICE → Ball profilesレイヤー別にボール操作を切り替えるボールに操作を割り当てる
COMBOS複数キーの同時押しに別の動作を割り当てるコンボ
MACROSキー入力や待ち時間を組み合わせるマクロ
CONNECTIONS入力の出力先、Bluetooth接続先と名前を管理接続先を管理する
上部の電池ボタンBluetooth接続中の電池残量と履歴電池残量と履歴
上部の共有ボタンキーマップをPNG画像にするキーマップ画像を共有する
歯車の設定メニュー言語、ライト・ダーク、修飾キーの表示表示を調整する

利用できるタブや選択肢は、接続したキーボードとファームウェアによって変わります。表示されない機能は、その接続では利用できません。古いファームウェアで項目が足りない場合は、ファームウェアガイドを確認して更新してください。

接続する

準備

  • パソコンのChromeまたはEdgeでStudioを開きます。USBにはWeb Serial、BluetoothにはWeb Bluetoothに対応したブラウザ・OS環境が必要です。
  • お使いのモデルに対応したMeteorite40ファームウェアを使用してください。新しい機能は最新の配布ファームウェアで利用条件を確認できます。
  • 最初の設定にはデータ通信に対応したUSBケーブルを用意すると便利です。

Studioは接続した本体の設定を読み込みます。未接続のキーボードの設定ファイルを開いて編集する機能はありません。

USBで接続

  1. キーボードとパソコンをUSBケーブルで接続します。
  2. Studioの接続画面で USB を押します。
  3. ブラウザの選択画面で対象のキーボードのポートを選び、接続します。
  4. キーボード名とキー配列が表示されるまで待ちます。追加の設定は続けて読み込まれることがあります。

ほかのStudioタブやシリアル通信ソフトでポートを使用している場合は、その接続を終了してからやり直してください。

Bluetoothで接続

通常のBluetooth文字入力とは別に、Studio用の接続を開始する操作が必要です。

  1. パソコンとキーボードをBluetoothでペアリングし、使用する接続先で文字を入力できることを確認します。
  2. キーボードに Studio BLE キーがあることを確認します。未設定なら、先にUSBで接続し、KEYMAPで任意のキーに System → Studio BLE を割り当て、Applyと上部の保存を実行します。
  3. キーボードからUSBケーブルを外します。
  4. 割り当てた Studio BLE キーを押してから、Studioの接続画面で Bluetooth を押します。
  5. ブラウザの機器選択で対象のキーボードを選び、読み込みを待ちます。

USB接続を検出している間は、Bluetoothボタンが無効になる場合があります。Bluetooth接続をやり直すときも、Studio BLEキーを押してから接続してください。利用環境でBluetoothボタンが使えない場合はUSBを使用します。

対応ファームウェアでは、2回目以降のBluetooth接続で前回読み込んだ情報を再利用します。別のパソコンやブラウザでは初回の読み込みになります。これは設定のバックアップではありません。

実機なしで試す

接続画面の Demo を押すと、サンプルのキーボードでキー編集や本体設定を試せます。実機には書き込まれません。Demoで表示される機能や数値が、お使いの実機でもすべて利用できるとは限りません。

切断する

必要な変更を保存し、上部の デバイス操作 → 切断 を選びます。切断するとページが再読み込みされ、接続画面へ戻ります。USBを抜いた場合やBluetooth接続が途切れた場合も、画面上の未保存の編集は失われるため、作業の区切りで保存してください。

変更を保存する

項目を編集する → Applyで適用する → 上部の保存ボタンを押す、という順序が基本です。

操作何が変わるか
項目を選ぶ・数値を変えるまず画面上の編集中の値が変わります
Apply編集内容をキーボードに反映します。この時点では、電源を切ったあとも残す保存は完了していません
上部の保存ボタン適用済みの変更を本体に保存し、再起動後も使えるようにします
編集欄のCancelまだApplyしていない編集を取り消します。DEVICEではSystem・Trackball・Ball profiles全体の未適用編集が対象です
上部の元に戻す・やり直す対応する編集を1操作ずつ戻す・進める操作です
上部の未保存の変更を破棄確認後、適用済みでまだ保存していない変更を直前の保存状態へ戻します

保存ボタンは、保存する変更があるときに有効になります。保存ボタンだけを押しても、まだApplyしていない編集は適用されません。 保存後は成功表示を確認してから切断します。

レイヤーや物理レイアウトなど、専用のApplyがない操作は操作時に反映されます。その場合も最後に上部の保存が必要です。CONNECTIONSの操作は個別に確定されるため、別の手順になります。

元に戻す・やり直すは、キー、レイヤー、物理レイアウト、コンボ、マクロなど対応する操作に使えます。すべての設定を対象にした履歴ではありません。保存、破棄、リセット、接続の切り替えで履歴は消えます。

初期設定に戻す操作の違い

場所対象と手順
DEVICE下部のReset to defaultsDEVICEの設定を初期値の編集状態に戻します。開いている小項目だけでなくDEVICE全体が対象です。確認してApply → 上部の保存を行います
MACROSのReset選んだマクロをファームウェアに用意された初期内容、または空の状態に戻します。画面の結果を確認して上部の保存を行います
上部のデバイス操作 → 設定をリセット確認後、接続中の本体に保存されたキーマップ・DEVICE設定・コンボ・マクロをファームウェアの初期状態に戻します。未保存の変更も破棄されます

初期値は現在書き込まれているファームウェアが持つ値です。自分で保存した以前の設定への復元とは異なります。Bluetoothのペアリングを含む本体の全消去でもありません。

キーとレイヤー

キーを割り当てる

  1. 上部の KEYMAP を開きます。
  2. 左側で編集するレイヤーを選びます。
  3. キーボード図で変更するキーを選びます。
  4. 編集パネルで動作の種類と必要な値を選びます。
  5. 下部の Preview で内容を確認し、Apply を押します。
  6. 実際の入力を試し、上部の保存ボタンを押します。

通常キーとショートカット

Key Pressで文字、数字、記号などを選びます。Ctrl / Shift / Alt / GUIなどの修飾キーを組み合わせれば、Ctrl+Cのようなショートカットを1キーに割り当てられます。左右の修飾キーを分けて指定できる項目もあります。

カテゴリ主な内容
Basicアルファベット、修飾キー、Enter、Tab、矢印など
Numbers数字列、テンキー
Symbols標準記号(Standard)と日本語配列用の記号(JIS)
FunctionF1〜F24
IMEかな、英数、変換、無変換など
Utility音量・再生などのMedia、Browser、Mouseの操作

Transparent(▽)は下のレイヤーの割り当てを使い、Noneはその位置で何も実行しません。

JISの「ろ」「¥」やIMEキーを選んでも、パソコン側のキーボード配列・入力方式は自動では変更されません。記号が想定と異なる場合は、OS側の配列設定も確認してください。

タップと長押しを使い分ける

動作押し方と設定例
Mod-Tap短く押すと通常キー、長押しすると修飾キー。例:タップでSpace、長押しでShift
Layer → Layer-Tap短く押すと通常キー、長押し中だけ指定レイヤー。例:タップでEnter、長押しで数字レイヤー
Layer → Hold Layer押している間だけ指定レイヤーを有効にする
Layer → Toggle Layer指定レイヤーを押すたびに有効・無効にする
Layer → To Layer指定レイヤーへ切り替える

タップと長押しの判定時間は、対応ファームウェアの本体の基本設定で調整できます。

マウス・スクロール・システム操作

マウスボタンはKey PressのUtilityから選べます。Scrollでは上下左右の方向を選びます。通常キーでは押している間スクロールし、離すと停止します。表示される項目は、その動作をファームウェアが提供している場合に使えます。

Systemには、ファームウェアが対応している次の操作が並びます。

項目キーを押したときの動作
Studio UnlockStudioの編集ロックを解除する。ロック機能が有効な場合に使用
Sys Reset / Resetキーボードを再起動する。上部メニューの「設定をリセット」とは別の操作
Bootファームウェア書き込み用のブートローダーへ移る
Studio BLEBluetooth経由でStudioへ接続するための操作
OutputToggle / USB / BLEでキー入力の出力先を切り替える。選択は再起動後も維持される

出力先を変更するとStudioとの接続も切れる場合があるため、先に編集内容を保存してください。

Bluetooth操作をキーに割り当てる

Bluetoothでは次のコマンドをキーに割り当てられます。SelとDiscでは対象プロファイルも選びます。プロファイル番号の候補はファームウェアに従います。

コマンドキーを押したときの動作
Sel指定プロファイルへ切り替える
Next / Prev次・前のプロファイルへ切り替える
Disc指定プロファイルを切断する
Clr現在のプロファイルのペアリング情報を消す
ClrAll全プロファイルのペアリング情報を消す

Clr / ClrAllは一時的な切断とは異なり、再ペアリングが必要になります。これらのキーを実際に押すと、Studioの確認画面を経由せず実行されます。

以前から配置されているCPI変更などの設定キーは、選択するとその設定操作を編集できます。トラックボールなどの数値を画面から変更する場合は、DEVICEを使ってください。

レイヤーとレイアウト

レイヤーは、同じ物理キーに別の役割を持たせるためのキー配列です。Studioでレイヤーを選ぶ操作は「編集するページ」の選択です。実際の入力でそのレイヤーを使うには、Layer-Tapなどの切り替えキーが必要です。

左サイドバーの操作使い方
PHYSICAL LAYOUT実機のキー配置に合うレイアウトを選びます。選択肢はファームウェアによって異なります
レイヤーを追加空きがある場合に追加できます。最後に上部の保存を行います
名前の鉛筆ボタン名前を入力し、チェックボタンまたはEnterで確定します。そのあと上部の保存を行います
上へ・下へ移動選んだレイヤーの順序を変更します
選択中のレイヤーを削除不要なレイヤーを削除します。最後の1枚は削除できません

レイヤーを追加・移動・削除したあとは、レイヤー切り替えキー、コンボの有効レイヤー、Ball profilesの割り当ても確認してください。

物理レイアウトを変更した場合は、図と実機の位置が一致すること、すべてのキーの割り当てが意図どおりであることを確かめて保存します。上限を超えたレイヤーの追加や、ファームウェアにない物理レイアウトの作成はできません。

WindowsとMacを使い分ける

OSタブの動作は、キーボードに設定されたWin / Macモードに従います。モードはDEVICE → System → OS mode、またはOS Modeキーで変更します。接続先のOSを自動判定する機能ではありません。

OSの動作内容・例
OS ModeOS Toggle / Set Win / Set Macをキーに割り当てる
ModWindowsではCtrl、MacではCommandなど、OS別の修飾キーを使う
Mod+KeyOS別の修飾キー+共通のキー。例:WinはCtrl+C、MacはCommand+C
Key PairWin用とMac用の入力を別々に指定。例:Home / Command+Left
Macro PairMACROSで作成したWin用とMac用のマクロを選ぶ。片側をNoneにして無動作にもできる
Mod-Tapタップは通常キー、長押しはOS別の修飾キー
AltTabWinはAlt+Tab、MacはCommand+Tabを使うアプリ切り替え
Mod-AltTabタップはAltTab、長押しはOS別の修飾キー
BT+OSBluetoothプロファイルとOSモードを1つのキーで切り替える

修飾キーの組み合わせは表示されるプリセットから選びます。Key PairはWin / Macそれぞれにキーと修飾キーを設定でき、Macro Pairは有効なユーザーマクロを選択します。片側を通常キー、もう片側をマクロにしたい場合は、通常キー側も1ステップのマクロにします。

AltTabは最初の操作で修飾キーを保持し、続けて押すことでアプリを切り替える動作です。ほかのキーを押すと保持を解除します。

表示設定のMac / Winはキーの記号の見た目だけを変えます。 本体のOSモードを変更したい場合は、上記の設定を使ってください。

ロータリーエンコーダー

エンコーダーが搭載され、編集に対応している場合に設定できます。

  1. KEYMAPで対象レイヤーを選びます。
  2. エンコーダー欄の CCW(反時計回り)または CW(時計回り)を選びます。
  3. 回転時に実行するキーなどを選び、Applyします。
  4. 反対方向も必要に応じて設定し、上部の保存を行います。

例として、CCWに音量を下げるキー、CWに音量を上げるキーを割り当てられます。通常キー・スクロールに加え、対応ファームウェアではOSのMod+Key / Key Pair / AltTabも選べます。ユーザーマクロ、Macro Pair、タップ・長押しの組み合わせなどは割り当てられません。

コンボとマクロ

コンボ

コンボは、2つ以上のキーを同時に押したときに実行する動作です。通常のキー配列を増やさずに、EscapeやIME切り替えなどを追加できます。

  1. COMBOS を開き、追加ボタンを押すか既存のコンボを選びます。
  2. Positionでキーボード図のトリガーにするキーを2つ以上選びます。
  3. Layersで有効にするレイヤーを1つ以上選びます。
  4. 実行するキーや動作を選びます。
  5. 必要に応じてTimingを設定し、Apply → 上部の保存を行います。
Timingの項目意味
Timeout ms最初のキーから、残りのキーが押されるのを待つ時間
Prior idle直前の通常入力から一定時間を空け、連続入力中の誤発動を抑える設定
Custom msPrior idleの待ち時間を指定する欄
Slow releaseすべてのトリガーキーを離すまで、割り当てた動作の押下を保つ

Prior idleのDisabledはキーボード側の既定値を使います。必ず待ち時間が0になる、という意味ではありません。

同じキーの組み合わせを、重なる有効レイヤーで複数のコンボに使うと競合します。Applyが無効な場合は、トリガー数、有効レイヤー、動作の必須項目、競合の案内を確認してください。登録できる数とトリガーの最大数は、画面の残り枠と接続したファームウェアに従います。

コンボには、通常キーで使える動作の一部だけを割り当てられます。たとえばユーザーマクロやタップ・長押しを組み合わせる動作は選べません。既存のコンボが現在のエディターで選べない動作を使っている場合は、動作を維持したままほかの設定を変更できる場合があります。

削除する場合は対象を選んで削除し、上部の保存で確定します。編集中のコンボを別の操作へ進める前に、ApplyまたはCancelで区切ってください。

マクロ

マクロは、キー入力と待ち時間を順番に実行する機能です。MACROSで内容を作り、KEYMAP → Macroで通常キーに割り当てます。

  1. MACROSの追加ボタンを押します。
  2. 名前を付け、実行したい順にステップを追加します。
  3. 必要ならステップを選んで上下に移動・削除します。Text行は現在の画面では上下移動できません。
  4. Applyでマクロを本体に適用します。
  5. KEYMAPで使うキーを選び、Macroから作成したマクロを選んでApplyします。
  6. 上部の保存を行い、意図した入力になることを確認します。
ステップ内容
Tapキーを押して離す
Pressキーを押した状態にする。対応するReleaseと組み合わせる
ReleasePressで押したキーを離す
TextASCII文字列をキー入力として送る
Wait次の操作まで待つ。1〜60,000ms

たとえば「Textで定型の英数字を入力 → Waitで少し待つ → TapでEnter」のように組み立てます。Textは日本語などのUnicode文字を直接入力する機能ではなく、記号の出力はパソコン側の配列やIMEの状態にも影響されます。

Pressを使ったら対応するReleaseを入れてください。Waitだけのマクロは作成できません。マクロの途中で別のマクロを呼ぶ、任意の動作を埋め込む、キーを離すまで途中で待つ、といった編集には対応していません。

マクロの時間と容量

詳細設定(Advanced)→ Tap msは、TapとTextで各キーを押している時間です。すべてのマクロで共通です。この値は入力欄からフォーカスを外すと適用され、最後に上部の保存が必要です。マクロ本体のApplyとは扱いが異なります。

使用容量(Storage)にはマクロ全体で使っている保存容量が表示されます。空きが足りない場合は、内容を短くするか不要なマクロを削除してください。追加できる数は画面の残り枠に従います。

マクロは通常キー、またはOS → Macro Pairで使えます。コンボ、エンコーダー、ボールのUser 1には割り当てられません。削除・無効化する際は、それを使うキーやMacro Pairの設定も見直してください。

本体とボール

本体の基本設定

DEVICE → Systemを開きます。変更後は下部のApply、続けて上部の保存を行います。下部のPreviewに表示された項目では、編集中の値、Saved(保存済み)、Default(初期値)を比較できます。各項目の説明ボタンでも意味を確認できます。

OS mode

Operating system → OS modeでWin / Macを選びます。OS別のキー割り当てとボールのショートカット操作に使う設定です。

タップ・長押しの判定

Hold-tap behaviorには Mod-tap behavior と Layer-tap behavior があります。前者は通常とOS切り替え対応のMod-Tapに共通、後者はLayer-Tapに共通の設定です。キーごとの個別設定ではありません。

項目意味と調整の考え方
Flavorほかのキーとの同時押しを、タップ・長押しのどちらとして判定するか
Tapping termタップと長押しを分ける時間。短くすると長押しとして認識されやすくなる
Quick tap一度タップしたあと、短い間隔でもう一度押すとタップ側のキーとして扱う時間。文字の連続入力・リピートに使う。Offで無効
Require prior idle通常入力の直後に押した場合、タップを優先するための時間。連続入力中の誤った長押し判定を抑える。Offで無効
Flavorの選択肢判定の違い
Hold preferredほかのキーを押すと、長押しとして判定しやすい
Balancedほかのキーを押して離す操作をすると、長押しとして判定する
Tap preferred原則としてTapping termを超えて保持するまで、タップを優先する
Tap unless interrupted判定時間内にほかのキーを押すと長押し、割り込みがなければタップとして扱う

まずFlavorを選び、Tapping termを調整してからQuick tapやRequire prior idleを試すと、何が操作感に影響したかを確かめやすくなります。

省電力設定

Powerの項目内容
Idle timeout無操作でアイドルに入るまでの時間。Bluetooth接続を保ち、操作で復帰する
Deep sleep timeoutバッテリー動作中に深いスリープへ入るまでの時間。Bluetooth接続は切れ、復帰・再接続に時間がかかる場合がある

Offにすると、そのタイムアウトを無効にできます。両方を有効にする場合、Deep sleepはIdle以上の時間にします。深いスリープでは本体の未保存状態が失われるため、調整が終わったら保存してください。

トラックボールの調整

DEVICE → Trackballを開きます。KEYMAPのキーボード図でトラックボールを選んでも、DEVICEの設定へ移れます。数値の範囲・単位・選択肢は、接続中の画面に表示されるものを使用してください。

カーソルの速さと角度

Cursorの項目内容
CPIボールの動きに対する感度。大きいほど同じ操作でカーソルが大きく動く
Sensor rotationセンサーの軸の回転角度。自分が水平に転がしたつもりの方向と、画面の動きを合わせる
Pointer Profileボールを転がす速さに応じて、カーソルの移動量を変える設定

Pointer Profile

プロファイル使い方
OFF速度に応じた移動量の調整を無効にする
Stable細かい位置合わせを重視するプリセット
Standard基本となるプリセット
Responsive素早い移動に対応するプリセット
Custom速度ごとの移動倍率を自分で調整する

プリセットを選び、Applyで試してから保存します。古いファームウェアでは、Pointer Profileの代わりにPointer scalingの切り替えだけが表示される場合があります。

Customでは編集ボタンからカーブを開き、Start / Precision / Fast / Flickの4点で移動倍率を調整します。選択欄または点の上下ドラッグで変更できます。プリセットカーブを重ねて比較することもできます。倍率が速さの順に逆転しないよう、ほかの点も自動で調整される場合があります。

完了 → DEVICE下部のApply → 上部の保存で確定します。カーブ画面を閉じただけでは、本体の保存は完了しません。

スクロール

Scrollの項目内容
Scroll divisor分解能の調整。大きくすると遅く、小さくすると速くスクロールする
Scroll scalingボールを転がす速度に応じてスクロール量を変える
Scroll reverse → Horizontal左右のスクロール方向を反転する
Scroll reverse → Vertical上下のスクロール方向を反転する

どのレイヤーでスクロールするかは、次のBall profilesで設定します。

調整例:全体が速すぎる場合はCPI、斜めに進む場合はSensor rotation、低速・高速の差を変えたい場合はPointer Profileを1つずつ変更します。OS側のポインター加速も操作感に影響します。OS側の確認方法はスケーリングモードも参照してください。

ボールに操作を割り当てる

DEVICE → Ball profilesでは、レイヤーごとにトラックボールの役割を決められます。複数レイヤーが有効な場合は、最も上の有効レイヤーの設定が使われます。

プロファイルボールの操作
Off通常のカーソル移動。ボール自体を無効にする設定ではない
Scroll上下・左右のスクロール
Browser左右で前後のタブ、上で拡大、下で縮小
Desktop左右で仮想デスクトップの切り替え、上でタスク表示、下でデスクトップ表示
Window左右でウィンドウを左右へ配置、上で最大化、下で最小化
User 1左右上下に自分で割り当てた動作

Browser / Desktop / WindowはOSモードに応じたショートカットを送信します。OSやアプリによって結果が異なり、対応する操作のない組み合わせでは何も起こらない場合があります。

レイヤーへの設定手順

  1. Layer profilesで対象レイヤーを探します。表示されていなければ Show all layers で全レイヤーを開きます。
  2. そのレイヤーに使うプロファイルを選びます。
  3. アクション系を使う場合は Action sensitivity を調整します。Light側は小さな動き、Heavy側は大きな動きで操作が発動します。
  4. Applyし、実機でそのレイヤーを有効にして試します。
  5. 上部の保存を行います。

Action sensitivityはBrowser / Desktop / Window / User 1に共通で、Offのカーソル速度やScrollの感度は変えません。上のレイヤーがOffなら、下のレイヤーにScrollなどが設定されていても通常のカーソル移動になります。

User 1のカスタム操作

いずれかのレイヤーで User 1 を選ぶと、Left / Right / Up / Downの設定欄が表示されます。それぞれを選び、実行したいキーや対応動作を割り当てます。

User 1の4方向の割り当ては、User 1を選んだすべてのレイヤーで共通です。方向ごとにApplyはなく、DEVICE下部のApplyでまとめて適用し、上部の保存で確定します。通常キーとは候補が異なり、マクロやOutputなどは割り当てられません。

接続先と電池

接続先を管理する

CONNECTIONSは、入力の出力先とBluetoothプロファイルを管理する画面です。ここでの変更は、各操作の保存・確認ボタンで本体へ送信されます。上部の保存・未保存の変更を破棄・元に戻すの対象ではありません。

入力の出力先

USBを優先 / Bluetoothを優先で、キー入力を送る接続方式を選びます。実際の出力には、現在使われているUSB・Bluetooth・出力なしの状態が表示されます。優先先と実際の出力は、ケーブルやペアリングの状態によって一致しない場合があります。

切り替え時の確認画面を読み、続行します。USBケーブルが挿さっていてもStudioの接続が切れる場合があります。切断した場合はUSB、または切り替え先のBluetoothで再接続し、状態を確認してください。

Bluetoothプロファイル

プロファイルごとに、選択中か、ペアリング済みか、Bluetoothリンクがあるかを確認できます。表示が古い場合は 状態を更新 を押します。

操作内容
切り替えペアリング済みの接続先へ切り替える
選んでペアリング空きプロファイルを選ぶ。そのあとパソコンや端末のBluetooth設定でペアリングする
解除そのプロファイルのペアリング、ホスト名、Bluetooth名を削除する

切り替えや解除のあとStudioが切断されても、操作が本体に届いている可能性があります。繰り返し操作せず、再接続して表示を確認してください。再接続時には、要求した変更が反映されたかをStudioが確認します。

2種類の名前

鉛筆ボタンで編集し、チェックボタンで個別に保存します。

項目用途と制限
ホスト名「仕事用PC」など、自分で付ける管理用の名前。接続相手から自動取得する名前ではない。空きプロファイルにも設定でき、空欄で保存すると削除。UTF-8で64バイトまで
Bluetooth名キーボードがBluetoothで通知する名前。ペアリング済みプロファイルで編集でき、空欄にはできない。UTF-8で16バイトまで

日本語は1文字で複数バイトを使うため、文字数とバイト数は一致しません。長すぎる場合は画面の案内に従って短くします。ペアリング済みのパソコン側に、変更前のBluetooth名が残る場合があります。

電池残量と履歴

対応するキーボードをBluetoothで接続すると、上部に電池残量が表示されます。電池ボタンを押すと Battery history が開きます。履歴画面の項目名は英語です。

操作内容
Hour / Day / Week / Month最後に受信した値を基準に、1時間・24時間・7日・30日の範囲で表示
Show data / Hide data履歴の時刻と残量の一覧を表示・非表示にする
Erase history確認後、このブラウザに保存された対象キーボードの履歴を消す
Close履歴画面を閉じる

履歴はキーボード本体ではなく、このブラウザに保存されます。StudioがBluetooth経由で残量を受け取ったときに記録され、Studioを閉じていた時間やUSB接続中の残量は記録されません。時刻はブラウザが受信した時刻で、電池が測定された時刻とは限りません。

長い空白がある区間はグラフの線が途切れます。ほかのパソコンやブラウザには自動同期されません。残量取得に対応していなくても、Studioのキー編集は利用できる場合があります。

便利機能・サポート

キーマップ画像を共有する

  1. 上部の キーマップ画像を共有 ボタンを押します。
  2. 全レイヤー / 現在のレイヤー、画像のライト / ダークを選びます。
  3. コンボも載せる場合は コンボを含める を選びます。有効なコンボがある場合に表示されます。
  4. プレビューを確認して、次のいずれかを選びます。
操作内容
PNGをダウンロード画像ファイルとして保存する
画像をコピークリップボードへ画像をコピーする
Xで共有画像をコピーし、Xの投稿画面を開く。画像は自分で貼り付けて投稿する
共有…対応する環境で、OS・ブラウザの共有画面を開く

コピーが使えない場合はPNGをダウンロードして添付します。対象はキーマップとコンボで、エンコーダー、本体設定、ボールプロファイルの一覧は含みません。まだApplyしていない編集を画像に含めたい場合は、先に適用してください。

画像から設定を復元する機能はありません。 現行Studioには、設定全体のバックアップファイルを書き出す・読み込む機能や、.keymap / .confなどのソースファイルを直接編集する機能もありません。設定の記録には、キー画像に加えて必要なDEVICE設定などを控えてください。

表示を調整する

歯車の 設定 からテーマと言語を変更できます。キー編集時には 修飾キー表示(Modifier display)→ Mac / Win で、修飾キーをMacの記号・Windowsの表記に切り替えられます。これらはブラウザ側の表示設定で、本体の設定を保存する操作は不要です。

キーボード図は拡大・縮小・ズームのリセットができます。キー図と編集パネルの境界はドラッグで調整できます。サイドバーを折りたたむとレイヤー番号だけになり、広くキー図を表示できます。レイヤー追加や名前変更を行う場合は展開してください。

レイヤー一覧では、上下矢印・Home・Endキーでも選択を移動できます。

ファームウェアの更新案内

キーボードが対応している場合は、上部の機器名の近くに FW とバージョンが表示されます。新しい公開版があると、接続時に更新案内が表示されます。

ダウンロードページを開くで配布ページを確認し、お使いのモデルに合うファームウェアをダウンロードしてください。後でを選ぶと案内を閉じます。Studioから自動で書き込まれるわけではありません。

実際の更新はファームウェアを書き込むの手順で行います。通信状況によって更新確認ができないこともあるため、案内が出ないことだけで最新版とは判断しないでください。

困ったとき

症状確認すること
USB接続候補が出ないデータ通信できるケーブルか、対応ブラウザか、ほかのタブがポートを使っていないかを確認し、再接続する
Bluetoothボタンが使えない・読み込みが終わらない対応環境、PCとのペアリング、USBを外した状態、Studio BLEキーを押したかを確認する。難しい場合はUSBで接続する
DEVICE・COMBOS・MACROSなどが表示されない追加設定の読み込みを待ち、接続中のファームウェアが対応しているか確認する
Applyが押せない値が変更されているか、必須項目・レイヤー・キーが選ばれているか、入力エラーやコンボの重複がないか確認する
変更したのに保存ボタンが無効まだApplyしていない編集が残っていないか確認する。CONNECTIONSは個別に保存する
電源を切ると設定が戻るApplyのあと、上部の保存まで完了したか確認する
Mac / Win表示を変えても動作が変わらない表示用の修飾キー表示(Modifier display)ではなく、DEVICEのOS modeを設定する
コンボやマクロを追加できない登録枠と保存容量、内容のエラーを確認し、不要なものを整理する
出力先変更のあとStudioが切れたUSBまたは選んだBluetooth接続先で再接続し、CONNECTIONSの結果を確認する
電池履歴がないBluetooth接続中に受信した値だけを、そのブラウザに記録する仕様を確認する
ロック中と表示され編集できない使用中のファームウェアのStudioロック設定を確認し、必要な場合はStudio Unlockを割り当てた実機のキーで解除する

キー入力そのもののBluetooth接続やボールの動作に問題がある場合は、トラブルシューティングもご覧ください。

関連ガイド